ピアノレッスンシリーズ出版記念パーティ



昨年の春から約一年をかけて、手づくりのテキストだった原本より編集をしなおした
「ピアノレッスンシリーズ全8巻」 がカワイ出版より、3月中旬にすべて刊行されました。
編集を手伝って頂いた先生方が、4月17日(日)京都ホテルオークラで、記念パーティを企画してくださいました。忘れられないひと時となりました。




ロンドンで学んだロシアン奏法を日本の子供たちに指導するために、はじめの曲を作ってから
30年。このような日が来ようとは思ってもみませんでした。
それも、出会って支えてくださった小さな生徒さんをはじめ、多くの方々のおかげです。

この日は、お忙しい中、総勢51名の方にお集まり頂きました。
本当に心から感謝いたします。

御来賓として、河合楽器製作所の日下常務、国内営業本部の山田さま、カワイ出版からは川元課長、京都ショップ店長の山地さま、旭堂楽器の多田社長、PTNA京都支部の辻美千子支部長、
関西の先生方に加えて、遠くは、沖縄研究会、高知研究会からもお越しいただき感激いたしました。また、これまでお世話になった方々にも御列席いただき、華をそえていただきましたことは、大変光栄でした。
手書き楽譜の音符を一生懸命書いてくれた後輩

私が、ロシアン奏法を学んで帰国し、教えはじめた頃の生徒さん達もお祝いにかけつけてくれました。みんなしっかりとした大人になって、音楽の道をめざす人、教員として頑張る人など、それぞれの道をみつけて歩んでいる姿をみて、胸が熱くなりました。



留学時代からの友人





そして、ロシアンメソッド研究会の先生方からは、この奏法に出会って音が変わったこと、指導者として思うこのテキストのよいところなど、励みになるあたたかいお言葉をたくさんいただきました。
会場の中央には、ピアノをおいて、「ピアノレッスンシリーズ」のなかから、新曲を中心に先生方に弾いていただき、会場にまろやかな音色が広がりました。

♪どんぐりのうた 
♪エメラルドブルー
♪こねこのかくれんぼ
私が作った手作りのテキストを、大事に20数年持ち続け、お嫁入り道具に加えてくれたはじめての生徒さん。
ただいま、子育て(1歳半)しながらオペラの勉強中。

♪シュークリームをかって

現在の教え子達の演奏もありました。

かわいい小学一年生と高校生の二人。
シューマン:幻想曲
ショパン:エチュード10-1












また、会場入り口には、30年前から作曲をはじめた手書き音符の楽譜をならべました。
元生徒さんから提供がありましたので、生徒さんに花丸をつけてあげた当時のもののままです。
ピアノレッスンシリーズ イラスト原画

加えて、ピアノレッスンのイラストを描き続けてくれた金島ゑ子さ
んの原画も展示させていただきました。やさしい、あたたかみのある金島ゑ子さんのイラストは、子供たちだけでなく、大人の生徒さん、先生、保護者の方からも大好評です。





イラストを描いてくれたゑ子さん。

1988年 手書きの頃のテキストの一部です。



これからも、一音一音を大切に、そして、みなさまとの繋がりをひとつひとつ大切に紡ぎながら
頑張ってまいります。ありがとうございました。